訃報

予備校時代の友達が亡くなった。
今朝メールで知った。
今日の午前中告別式が行われたらしい。

もう2,3年ぐらい会ってなかったけど、ちょうど1年ぐらい前に電話で話した。
「卒業後の進路について悩んでいる」と電話してくれて。うれしかったことを覚えてる。
それが最後の会話になるなんて。

予備校時代はわりと一緒に行動することが多かったけど、いつも一緒にいるわけでもなく。
わたしたちは8人ぐらいでゾロゾロお昼ご飯を食べたりしてたけど、
授業時間外は基本的にソロ活動。
夕食はバラバラだったり、わりとインディペンデントな関係だった。

あの子はすごく気を遣うやさしい子で、
わたしのくだらない悩みにも真剣に付き合ってくれた。
周りに流されて遊ぶこともなく、きちんと国立大学に進学してた。
気のいいおっとりした雰囲気の子だったけど、
ガソリンスタンドでバイトしたり、受験終わったらすぐパン工場でバイトしたり、
意思が強い努力家。

まだ悲しいという感じもなく、ただ驚くばかり。

「元気でいてね」、「生き返って」とか思っても
もうさや坊はいないらしい。
本当に死んじゃったのかな。
信じられない。

めったに会えなくても、みんなと同じように生きててほしかった。
明るくて楽しい安らかな場所にいてほしい。